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『月刊日本語』2004年1月号掲載
| 今すぐ役立つ パソコン活用レシピ 第3回: インターネットを利用した課題 文:渡邊真紀(国際交流基金ロサンジェルス日本語センター) |
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| 下の文字をクリックすると、MS Wordファイル(31 KB)のハイパーリンク集がダウンロードできます。 | ||
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| 今月のポイント 第3回の今月はインターネットを使った課題を紹介します。生教材は学習者に達成感を与え、そのオーセンティックさが学習の動機付けにもなります。学習 者がネット上で生の日本語に触れる機会が増えましたが、氾濫する情報から課題に使えるものを見つける必要があります。効果的な課題作りには、学習者のレベ ル適した難易度で必要情報が見つけやすいことが大切です。教育上好ましくないページへのリンクの有無にも注意して下さい。信憑性が高く閉鎖の可能性の少な いサイトが安心です。課題にはサイト名にハイパーリンクを張ってアドレスを添え、POPJisyo (http://www.popjisyo.com/)やリーディング チュウ太 (http://language.tiu.ac.jp/)といった学習支援ツールも付けます。課題は印刷よりフロッピーや電子メールで出題する方が、ハ イパーリンクから指定のサイトが直接開けられて便利です。 |
ハイパーリンクを張る
ウェブサイトへのハイパーリンクをMicrosoft
Wordのドキュメント・ファイルに張ってみましょう。まず、リンク先のウェブサイトをウェブブラウザで開けて、アドレスバーにあるアドレスをクリックし
て選択します。(右図
)。右クリック→「コピー」を選びます(右図
)。
次にハイパーリンクを張りたいドキュメント・ファイルを開けます。ハイパーリンクを張りた
い言葉をタイプしてから選択し(右図
)、挿入
→「ハイパーリンク」を選びます(右図
)。
するとハイパーリンク挿入用のダイアログボックスが出てきます(右図)。一番左側を見て、一番上の[ファイル、Web ページ]が選択されているのを確認してから(右図
)、中央下のアドレス欄に先程コピーしたウェブサイトのアドレスをペースト(貼り付け)します(右図
)。カーソルがアドレス欄にあるのを確認してからCtrlキーとVを一緒に押すとペーストできます。それから[OK] (右図
)を押すとハイパーリンクが付きます。
ハイパーリンクの設定を変える
右上のようにハイパーリンクの設定を変えるには、ハイパーリンクが張られている部分を選択してから、そこを右クリックすると、メニューから[ハイパーリンクの編集、選択、開く、コピー、削除]ができます。設定を変更したい場合は[編集]
、ハイパーリンクをしないようにするには[削除]
を選びます。
[ハイパーリンクの編集]を選ぶとダイアログボックスが出てくるので、ここで編集をします(下図)。自動的に不必要なところにハイパーリンクされてしまった時は、[リンクの解除]、[OK]をクリックしします(下図)。
ハイパーリンクからのウェブサイトへのアクセス
ハイパーリンクの上で(Ctrlキーを押しながら)クリックをすると、自動的にブラウザが起動し指定されたウェブサイトが表示されます。
ウェブクエストの例を見る 例をダウンロードする(MSWord書類 27KB)
学習者にインターネットで情報収集させる課題の一つとしてウェブクエスト(WebQuest)と呼ばれるものがあります。これは1995年にサンディエ ゴ州立大学のバーニー・ドッジ教授が開発した課題の出題方法です。ウェブクエストはどの教科でも使える優れモノです。基本構造は6つのセクションから成り ます。まずイントロで場面設定をし学習者が集めた情報を元におこなう課題をタスクで提示します。次にどのような手順でその課題を果たすかを説明した後、情 報源のリンクを与えます。学習者が何を期待されているかを明確にするために評価の対象を表示し、まとめとして最後にこの課題を通じて何を学んだかを伝えま す。ウェブクエストはたいていグループでおこなわれますが、各メンバーに役割があたえられるためサボることはできません。教師が閲覧するサイトを指定する ため、学習者は確実に必要な情報を得ることができます。また場面設定が与えられた上で独創性を重視する課題をするため、文脈のある語学応用練習に最適で す。一点だけ難点なのは情報源のウェブサイトを教師が探しておかなくてはならないことで、この難点解決はネット検索の腕がカギといえるでしょう。