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『月刊日本語』2003年12月号掲載

今すぐ役立つ パソコン活用レシピ

第2回:


いろいろな画像の入手と利用


文:根津 誠(国際交流基金日本語国際センター)
下の文字をクリックすると、MS Wordファイル(976 KB)をダウンロードできます。
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今月のポイント

 コンピュータが苦手でも日本語教材が作れる「かんたんレシピ」、先月はデジカメの写真を使って、吹き出しを入れた教材を作りました。今月はインターネットを使ったいろいろな画像の探し方と、教材への取り入れ方を紹介します。

 言語教育において写真やイラストは学習者の思考を刺激し、活動に変化を与えます。印刷教材に写真とイラストを使う際の、両方の特徴を右に抜き出してみます。
写真 イラスト
 情報が多い  焦点を明確にできる
 より現実に近い  実在しない物も描ける
 加工・印刷が大変  加工・印刷が楽

 例えば語彙や文型の提示なのか、文化的な要素を扱うのか、また答えが1つなのか、人によって捉え方が違うことを利用するのかなど、活動の目的や形式によって使い分けていると思います。こうした利用に適していて、さらに著作権や肖像権にも配慮した画像サイトをいくつか紹介します。

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イラストを探してダウンロード

まずインターネットの教育用画像データベースから、ほしいイラストをダウンロードしましょう。ここでは、「Vてはいけません」に使えるイラストを「みんなの教材サイト」(http://www.jpf.go.jp/kyozai/)からダウンロードします。これは日本語教師のための教材作成支援サイトで、画像や教室活動を、文型やキーワードで検索できます。
  1. みんなの教材サイトに入ります。

    最初だけユーザー登録をします。(


    2回目からは登録時に決めたユーザーIDとパスワードを入れてログインします。(

  1. ログインしたら、上の「教材用素材」()というタブをクリックします。
  2. それから「写真・イラスト」()というボタンをクリックすると画像の検索画面になります。
  3. いろいろな検索方法がありますが、今日はフリーワードで探します。左側にある「さがす」という大きな字の下に「フリーワードでさがす」というボックスがあるので()、「てはいけない」と入力してからをクリックします。
  4. 少し待つと右側に「写真」と「イラスト」の件数が出ます。「イラスト」()を選ぶと、該当する画像のアイコンが並びます。(下の図へ)

画像を拡大(121KB)
  1. アイコンを一つクリックすると()新しいウィンドウでイラストが出てきます。

    絵の上にポインタを持っていってから右クリックして [ 名前を付けて画像を保存 ] を選びます()。

画像を拡大(134KB)
  1. すると [ 画像の保存 ] 画面になるので、保存場所を選び()、必要なら適当な名前を入力して()、 [ 保存 ] をクリックします()。

    画像ファイルは名前が短いので、わかりやすい名前に替えると後で便利です。ウェブページに使う場合は半角英数にしておきましょう。
画像を拡大(66KB)

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画像を教材に挿入する

  1. 保存したイラストをWordの教材に貼り付けるには、まずWordの [ 挿入 ] メニュー→ [ 図 ] → [ ファイルから ] をクリックします。


  1. すると[ 図の挿入 ] 画面になるので、画像のある場所を選びます(右図)。

    一度に複数の画像を貼り付けたいときは、 Ctrl キーを押しながら画像をクリックしていきます(右図)。

    それから [ 挿入 ] をクリックします(右図)。
画像を拡大(66KB)

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挿入した画像の大きさを変える

  1. 下の図のように、挿入した画像が大きすぎてサイズを変更したいときは、画像をダブルクリックします。すると右の[ 図の書式設定 ] 画面が出るので、 [ サイズ ] タブ()を選んでから、 [ 縦横比を固定する ]  [ 元のサイズを基準にする]の2つにチェック()が入っていることを確認してから、倍率を入れ()、 [ OK ] をクリックします。

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テキスト ボックスの挿入と複製

番号を入れるための□をテキスト ボックスで作りましょう。
  1. テキストボックスの挿入
    まずWordの [ 表示 ] メニュー→[ テキスト ボックス ] → [ 横書き ] をクリックすると、Word 2002では「描画をここに作成します。」という大きな枠(描画キャンバス)が表示されます(右図)。

    これを無視して、枠外の絵の辺りにポインタを持っていって、ななめにドラッグするとテキスト ボックスができ、枠は消えます。

    (描画キャンバスが出ないようにする方法についてはMicrosoftによるこちらのページ参照)
    画像を拡大(64KB)
     
  2. テキストボックスの複製
    同様のテキスト ボックスを複数作るには、ポインタを近づけると十字の矢印になるので、 Ctrl キーを押しながらドラッグします。すると「+」付きの矢印になるので、適当な場所で放すと複製できます。

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応用編

いろいろな画像データベース
各利用規定を良く読んでから使いましょう。

Google イメージ検索
http://images.google.com/

これは自由なことばで絵や写真が探せて大変便利ですが、それをコピーして教材として配ることは、著作権の問題があります。

そこで、その画像を含むページや画像自体のURL(http://・・・という部分)だけを、自分のページや電子掲示板に載せたり、電子メールで送ることにより、学習者自身に直接その画像を見に行かせるという形が考えられます。

ただし、個人的な写真や情報など、そのような形の公開を想定しないまま掲載している場合も多いので、掲載ページの管理者や写っている人の身になって考えてから、リンクするようにしましょう。

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 学習者に自分でインターネットを使わせる課題の出し方については、次回で扱われる予定です。

 この連動サイトの掲示板では、読者の皆さんのアイディア投稿をお待ちしています。


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